IdentityResource-vs-ApiResource-vs-ApiScope

IdentityResource/ApiResource/ApiScope それぞれの役割がわからなくなったので 自分なりの整理をしてみた。 下記の記事を参考にしています。 IdentityServer – IdentityResource vs. ApiResource vs. ApiScope

  • Identity Scopes
    • 主にユーザーのアイデンティティ情報(例えば、ユーザー名、メールアドレス)に関連しています。
    • スコープが要求されると、要求されたクレームはIDトークンに含まれます。
    • IDトークンは、ユーザーのアイデンティティを表すために使用されます。
  • Access Scopes
    • クライアントアプリケーションがアクセスを要求するAPIの機能やデータへのアクセスを制御します。
    • スコープが要求されると、要求されたクレームはアクセストークンに含まれます。
  • API Resources
    • IdentityServerにおける特定のAPIやサービスを表します。
    • アクセススコープと関連付けられ、アクセストークンのaud(オーディエンス)クレームを通じて、そのトークンが特定のAPIに対して有効であることを指定します。
    • トークンが特定のAPIに対してのみ使用されることを保証し、セキュリティを強化します。